TOP>備前県民局エリアの地名の由来>備前市麻宇那
地名の由来:麻宇那
地名の由来
備前市に麻宇那という難読な地名があります。
読み方は特に変わった読み方はせず、アソウナと読むのが正解です。
古くは麻野上、麻宇野、麻苧等の地名が用いられていました。
17世紀半ば頃から、現在の麻宇那という地名で定着したそうです。
これは麻苧(あさお)という、麻 で作った紐の産地である事に由来します。
麻苧とは
麻苧というのは、先述の通り麻で作られた紐のことです。
専ら神事に用いられています。
私達の日常生活で見かける例としては、正月のしめ飾りを玄関に結びつける際でしょう。
最近の商品はフックや両面テープで簡単に取り付けられるようになっていますが、少し本格的なものになると、麻苧で固定するように なっています。
もしも近所の神社の神事に参加することがあれば、お供え物を固定するのにも用いているのも麻苧なので注意してみてください。

-戻る-
関連リンク
写真:麻宇那周辺
写真提供:Googleマップ