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地名の由来:吉浜
地名の由来
笠岡市吉浜は元々は干潟だった場所を干拓して作られた土地です。
干拓当時、周辺には葦が繁っていたので、吉浜 という地名になりました。
東京都の吉原などの地名でも見られますが、葦(アシ)が茂っ ていた事に由来する地名は、葦が"吉"に変化する傾向にあります。
これは葦の読みが悪し(アシ)に繋がる事を嫌い、言葉を逆の 意味の吉(ヨシ)と入れ替えた為です。
現在、葦の事をヨシと呼ぶのも同様の理由です。
菅原神社
記事冒頭の写真は吉浜地区の氏神である菅原神社です。
境内には明治20年建造の眼鏡橋があります。
この橋のアーチは水面から見える部分だけではなく、水中でも全円の形になっている珍しい形状の橋で、岡山県の重要文化財に指定され ています。
この橋が架かる御手洗池には、カキツバタが2,000株もあり、5月の開花シーズンには、多くの見物客で賑わっています。

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関連リンク
写真:吉浜地区の氏神・菅原神社
写真提供:岡山県