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地名の由来:児島田の口
田の口の大鳥居
田の口といえば、国道沿いに大鳥居がある場所です。
(※大鳥居の謎などは当サイトのコラムページ『田の口港周辺を歩く』をご参照下さ い。)
田の口周辺はかつて由加山と金毘羅の両参り(二 つの神社を参拝すると、よりご利益があるとする考えがある)をする際の、由加山側の窓口になっていました。
先に金毘羅へ参った人々が、船で岡山県へ渡る際に一番近い港が田の口港でした。
なので田の口港のすぐ傍に写真のような大きな鳥居が作られ、由加山への参道として賑わっていたのです。
地名の由来
田の口の地名も、参道だった事に由来します。
由加への参道(口)が転じて、田の口という地 名になったそうです。
現在では両参りという習慣でさえも廃れてしまいましたが、田の口の地名は往時の賑やかさを今に伝えいます。
元々は児島市だった地域で、児島市と倉敷市の合併の際に、旧市名を冠した現在の地名となりました。