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地名の由来:高梁市
高梁市 概略
市名:高梁市(Takahashi)
市の木:アカマツ
市の鳥:ヤマセミ
市の花:サクラ
関連リンク:高梁市公式HP
地名の由来
高梁市は元は備中松山と呼ばれ、備中国の中心都市として栄えてきました。
松山が高梁に改められたのは、明治時代のことです。
この改称は当時の備中松山藩は勤王・倒幕の思想に反対する立場で、江戸幕府の存続を支持していたためと考えられています。
新政府軍についた伊予の松山藩が残され、備中の松山藩は改称される事になったのです。
そこで改めたのが『高梁』です。
これは新しい地名ではなく、旧来の地名に戻したのです。
14世紀頃に高橋又四郎居城の際に、城主と城の名前が同じになってしまったので、城と地名を改めて出来たのが松山の地名です。
高梁という地名は吉備高原の端にある地形から、高い端の意味から生まれたといわれています。
備中松山城
松山城は明治の廃城令により、本来は取り壊される筈でした。
しかし山頂に残っている為に費用がかさむので、平地にあった施設のみを取り壊しました。他は取り壊したと いう嘘の報告のみに留まり、実際には放置されていました。
その後、荒れ放題になっていた備中松山城は1929年より松山城保存会の手により11年もの月日を費やし、見事に蘇りました。
嘘の報告という運命のいたずらによってその命を救われた備中松山城は現在、日本では天守閣が現存する唯一の山城として城マニアの人気を集めています。
アツイぜ!高梁市
高梁市は周囲を山々に囲まれた盆地の地形の為、夏場に気温が非常に高くなる傾向があります。
夏の間の平均気温は勿論高いのですが、一日の最高気温が日本で一番高い地域になる事もあるほどです。
暑さに耐えかねた高梁市は、それを逆に利用しようと思いつきます。
なんと市のキャッチコピーに『アツイぜ!高梁市』を採用し たのです。