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地名の由来:笹沖
地名の由来
倉敷市の市街地に位置する笹沖の地名は『沖』という推測できる通り、周辺が海だったことに由来します。
笹沖周辺が海で、その頃は足高山が島でした。
干拓されて陸続きになりましたが、足高山が島だった頃の名称が『笹島』です。(読み方は同じで小竹島とも)
江戸時代にその沖合いを新田として開発して出来た地域である ことから、笹沖の地名が生まれました。
笹沖の開発
ビルや商店が立ち並び、国道が通り抜けていく現在の笹沖から、海だった頃の痕跡を見つけることは出来ません。
しかし笹沖の開発は意外と倉敷市の市街地の中では遅めです。
1970年に総合卸売市場が倉敷市中央から移転してきた事から、周辺が徐々に開発されるようになっていきました。
同時期に国道2号線岡山バイパスが通るなどの道路の整備が整ったという事もあり、いつしか商店や企業が集まり、現在の笹沖の町並み が出来上がりました。