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地名の由来:老松町
地名の由来
倉敷市の市街地にある地名、老松町。
この地名は同地区内にある八幡神社に由来しています。
神社にはかつて立派な松がありました。
老松というのはその松を指しており、そこから生じた地名です。
松の今と、植物の地名
神社は現在も残っていますが、残念ながら松は虫害で失われています。
往時は『此の里はかくこそあれと永久に立ち栄えゆく阿知の松 が枝』と詠われるほど、非常に立派な松だったそうです。
大木、古樹は老松町に限らず、様々な地域で地名になっています。
これは地名の生まれ方としては非常に古いタイプのものです。
大きな木や岩など、目印になりやすいものを指して、その地域の事を呼んでいたのが、そのまま地名となっていったものです。
