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地名の由来:西阿知町新田
地名の由来
倉敷市西阿知の南に西阿知町新田という地名があります。
1624年に干潟が広がっていた当地区を岡山藩が開梱、新田を造成しました。
当初は萱野新田と呼ばれていましたが、後に西阿知新田と改称されました。
この経緯について記した資料は見つけられませんでしたが、西阿知の南に開かれた新田の意味と考えて良いでしょう。
西阿知新田は町村制施行後の1889年に西阿知村と合併します。
この時に西阿知新田から単に新田へ改称しました。
しかし1953年に倉敷市へ編入合併する際に、既に倉敷市にも同名の新田があった為に町名を冠した西阿知町新田に改称しました。
尚、旧地名は西阿知新田なので旧地名の復活ではありませんが、西阿知新田も地区名として用いられており交差点名や店名などで見られます。
西阿知新田大橋公園
余談です。
地図アプリで西阿知町新田の辺りを見ていると「西阿知町新田大橋公園」という公園が表示されました。
西阿知町新田大橋という名前の橋があるのかと思って付近を探してみたものの見つからず。
大橋というのは小字のようです。干潟が広がっていた時代に橋が架かっていた名残かもしれませんね。