TOP備中県民局エリアの地名の由来>浅口市寄島町・宮通

地名の由来:片本

地名の由来


 浅口市寄島地域に宮通という地名があります。

 地名は大浦神社に由来しています。
 秋季大祭の際に行われる神幸の際に通る道である事から、宮通(みやどおり)の地名が生まれました。

 大浦神社の神幸は神幸の列に神馬を奉る事でも知られる独特のものです。

大浦神社


 寄島町や周辺地域の氏神として知られる大浦神社は、地名が生じた時代には大浦八幡宮と呼ばれていました。
 明治時代に入り現在の大浦神社へ改称しましたが、現在でも八幡さまの愛称でも知られています。

 かつては三郎島に鎮座していました。
 それを1559年に細川通董が現在地へ移しました。

 その際に神幸行事として40頭の神馬を参列させており、これが現在でも神幸の際に馬を奉る習慣として残っています。
 境内を2頭の馬で駆け、五穀豊穣や大漁を祈願する競馬神事も知られています。



 -戻る-

関連リンク


写真:大浦神社周辺
写真提供:Googleマップ

ページトップに戻る