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天満宮ゆかりの井戸

地名の由来:児島唐琴

地名の由来


 倉敷市児島地域から玉野市方面へ抜ける国道430号線の海岸通りに『唐琴』という地名があります。

 この地名はかつてこの周辺へ住んでいた百済の王女が、故郷の ことを思いながら琴を奏でていたという伝説に由来します。
 この他の説として周辺で聞こえる干潮時の波の音が、唐琴の音色に似ている事に由来するとも伝えられています。

 唐琴が過去に属していた琴浦町(現、倉敷市)の地名も、『唐 琴の浦』が略されたものです。

百済の姫の伝 説


 この百済の女王が伝説に登場するのは、唐琴だけではありません。
 唐琴のすぐ上にある王子が岳の地名の由来にも百済の女王 が登場します。

 王子が岳の地名の由来となる王子を産んだのが、唐琴に住んでいた百済の女王なのです。
 また、玉野市の宇藤木に は唐の国から、姫様が流れ着いたという伝説も伝 わっています。

 周辺は菅原道真が流された際に通った場所のひとつとされ、天満宮ゆかりの井戸も残されています。



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関連リンク


写真:天満宮ゆかりの井戸
写真撮影:岡山の街角から

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