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地名の由来:千屋実
地名の由来
新見市千屋地区の北部から北西部にかけて千屋実の地名があります。
旧千屋村の一部「実(さね)」という地区で、新見市と合併した際に旧村名の千屋を関した千屋実に改称しました。
実という漢字には果実の中心の硬い部分から、中心といった意味もあります。
千屋実の地名は高梁川の形成する谷底平野の中央に位置することや、千屋村の中心部という意味でつけられたという説の他に、佐根山城に由来するという説もあります。
千屋実の歴史
千屋実はかつては砂鉄採取で栄えていました。
製鉄の為に炭焼きの為に伐採された土地が後に放牧に適しているとして、牛馬で知られるようになりました。
千屋の地名の由来のページでも紹介している通り、太田辰五郎が品種改良に取り組んだことで現在の千屋牛が誕生しました。