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地名の由来:山形

山形の地名の由来


 山形県の地名は10世紀前後に生じました。
 旧郷名の山方が起源です。
 これは山の麓に位置する事に由来すると考えられています。

 後に方の字が形へ転じて、現在の山形になりました。
 どの山の麓の事なのかは言及がありませんでしたが、山形には日本百名山の一つ鳥海山や蔵王連峰があります。特に前者は富士山に似た山容から出羽富士のとも呼ばれています。これらが地名の発足に関わっている可能性は充分に考えられます。

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 戊辰戦争の際に反政府の立場に立っていた藩は、藩の名前を県名に引き継がせなかったという話がまことしやかに囁かれています。
 実際に藩名と県名が異なる県の多くで、その条件に当てはまります。

 しかし山形県はその反証となりそうです。
 藩時代に反政府の立場に立っていましたが、そのまま山形県となっています。先に紹介した説は広く知られていますが、実際のところ山形のように反政府の立場でも藩名が県名になっているケースは決して少なくありません。
 



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写真:山形県庁
写真提供:Googleマップ

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