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地名の由来:滋賀
滋賀の地名の由来
滋賀県の地名は、しかのこおりと呼ばれていた古い郡名に由来します。
この【しか】がどういう意味を持つ言葉なのかは、実は伝わっていません。
石、岩が多い地形を指してシカと呼ばれたという説が有力ですが、砂州の意味を持つスカが変化してシカとなったという説もあります。
漢字は昔から一定せず、志加、志我、志賀、四賀、然などが用いられており、その中では滋賀は比較的新しい漢字なのだそうです。
県庁を彦根へ!?
滋賀県ではかつて県庁所在地を彦根へ移す議論が行われていました。
大津市が県内でも端の方に位置している事から、県の中央寄りに位置する彦根の方が良いのではないかと考えられたのです。
案は県議会で可決されたものの、当時の県庁が新しい建物だったこともあり、その是非を巡っては大きな議論になりました。
最終的に内務大臣が介入して決着し、移転は実行されませんでした。