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地名の由来:静岡
静岡の地名の由来
静岡という地名は、明治時代に入ってから作られました。
静岡の辺りは元々府中と呼ばれていました。
しかしこの読み方が【不忠】(忠義を尽くさない事の意味)となるので、地名を改める事になりました。
そこで新たな地名として選ばれたのが静岡市葵区にある賤機山です。
静岡市の中心市街地にそびえる標高171mの小高い山です。
賤機とは麻織物の事で、かつてこの山の周辺に機織を生業としていた人々が暮らしていた事に由来します。
この山から地名を取り賤ヶ丘という地名が考案されましたが、賤の文字が【賤しい】と読める事が問題になります。
そこで文字を静とすることになり、現在の静岡の地名が生まれました。
県庁所在地より人口の多い浜松市
全国には県庁所在地よりも人口の多い県庁所在地ではない市が幾つか存在します。
その内の一つが、静岡県の浜松市です。
2016年現在の数字で、浜松市の方が静岡市よりも9万人ほど人口が多い市です。
実は浜松市にも県庁所在地だった時代はあります。
静岡県と合併して廃止になった浜松県時代の県庁が置かれていたのは浜松市です。