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地名の由来:岩手
岩手の地名の由来
岩手県の地名は鬼の伝説に由来します。
かつて岩手県に人々を困らせる鬼がいました。
そこで人々は三ツ石様いう信仰の対象になっていた霊岩に祈りを捧げました。
三ツ石様はもう悪い事はしないように鬼を懲らしめ、その証として岩の上に手形を押させたのです。
岩の手形…、これが岩手県の地名の由来です。
三ツ石様は現在でも三ツ石神社に祀られており、鬼が手形を押した岩も境内に残されています。
盛岡県
廃藩置県の際、当初は岩手県ではなく盛岡県でした。
翌年に岩手が県名に変更されました。
盛岡藩(南部藩とも)は反政府の立場にあった為、県になった際に藩時代の管轄地が切り離され、地域が縮小させられてしまいました。
この時に分断されたエリアは、現在は青森県になっています。
その為、青森県では津軽藩だった地域と、盛岡藩だった地域で、言葉や文化が大きく異なるという現象が起こっています。