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地名の由来:福島
福島の地名の由来
福島県の地名は城の名前を起源としています。
木村吉清が居城とした杉目城の名称を福島城に変更しました。
文禄年間の事です。
福島は周辺で季節風の吾妻おろしが吹く事に由来しています。
高台から見ると、まるで島のように見えた信夫山に、吾妻おろしが吹く様子から、吹島となり、縁起のいい福に漢字が転じて福島という名前が生まれました。
福島県と県庁所在地
廃藩置県の際、福島県は僅かな期間だけ二本松県になっています。
しかしすぐに現在の福島市に県庁が移転され、それに伴い県の名称も福島県となりました。
それ以降はずっと福島市が県庁所在地ですが、実は過去に県庁所在地を動かす計画がありました。
この案は県内で賛成多数で可決されており、実際に内務省に申請が行われましたが、残念ながら却下されています。
福島市が県の北端にあり、アクセスの面や都市の規模などの事情もあり、現在でも少なからず郡山市に県庁を…という意見があるそうです。