岡山空港民営化含め議論へ(https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200121/4020004517.html)
2020年5月から岡山空港の今後の施設整備や運営のあり方について、有識者などを交えた議論が行われる事になりました。
この議論の中で焦点となるのは、岡山空港の民営化についてです。
空港の民営化が進む中、岡山空港でもどうあるべきかの議論が進められます。
個人的に気になるのは、岡山空港の大きなセールスポイントである駐車場の無料の在り方です。
現在、空港の建物のすぐ前の駐車場以外は無料になっており、これは空港としては意外と珍しいサービスなのだとか。
それが民営化されれば少なからず徴収されるようになるのかな?と。
もちろん公営でも運営が厳しいのならそれは仕方ありませんが、利益を追求する民営になればあるのかな?と思うと、やっぱり無料の物が有料になるのは抵抗があります。
ニュース記事の中に出ている民営化の方法として、コンセッション方式があります。
岡山空港は変わらず岡山県が所持して、運営だけ民間に委託するというもので、空港での採用例も複数あります。
これなら確かに公共施設として守るべき部分は守られやすく、手軽に民営化を進めていく事が出来ます。
ただしコンセッション方式は他方でサービス低下を引き起こす事もあります。
ライバルのいない民間企業になるので、殿様商売になりがちという事のようです。
ただし岡山空港の場合は東京行で競合する岡山駅もありますし、他の空港もサービス面などで全くライバルではないという事は無いと思います。
さて、どのような議論になるのか楽しみにしておきましょう。