ねじ緩みや不適切部品指摘 鷲羽山コースター事故で国交省審議会が報告書(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00010004-sanyo-l33)
2019年5月に起きた鷲羽山ハイランドでのジェットコースターの事故について、国交省審議会が報告書をまとめました。
どんな事故?
2019年5月12日、運行中だったジェットコースターの座席の一部(安全装置)が脱落する事故がありました。
原因はネジの緩みと考えられています。
当時、その座席は空席だった為に被害者はありませんでした。
当日は複数回の動作確認をした上で、その座席を使用せずに運行を続けました。
更に利用者から市に連絡が入って事故が発覚したという経緯も問題視されていました。
リンク:事故の詳細について
報告書について
では国交省審議会は今回の件をどのようにまとめたのでしょうか。
・ねじは適切に締め込まれていなかったり、がたつきで緩んだりした可能性が考えられる
ここについては事故後の報道の通りで、改めて原因の可能性が高いとされました。
・不適切な部品は3月の検査で見つかったが、交換や機能確認をしていなかった
ここに関しては当初の報道で3月に検査を受けていたことは発表されていましたが、不適切な部品があった事には触れられていませんでした。
・始業前・週間の各点検では、ねじの緩みのチェックが不十分
・脱落防止装置の動作確認も行われていなかった
どちらも日常点検の不備を指摘されています。
感想
…以上のような報告書だったようです。
今回の新たなニュースとしては、3月の検査で不適切な部品が確認されていた事でしょうか。
メンテナンスはしない、報告もしない…。
企業としての体質にやや問題を感じます。
鷲羽山ハイランドでは最凶の遊具として名高いスカイサイクルがありますが…、それ以上に遊園地を運営する会社としての危機管理に対する考えの甘さの方が怖いです。
今回の件でしっかり反省して、楽しく遊べる遊園地を続けていってほしいですね。
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