久し振りに岡山城周辺を散策していた際に見かけた看板に、戦災以前の岡山城があったので掲載してみます。
看板の写真なので画質&苔はご容赦下さい。
写真の岡山城と現在の岡山城は見た目はかなり近いのですが、この頃の建物は築城以来の木造建築です。
岡山市街地を中心とした岡山大空襲の際に焼失してしまいました。
この頃の天守閣は国宝に指定されていました。(当時の国宝は、現在の重要文化財相当のものになるそうです)
戦後、岡山市のシンボルだった岡山城を復活させたのが、現在の岡山城です。
見た目は一緒ですが、鉄筋の丈夫な建物です。
文化財としての価値は損なわれてしまいましたが、この鉄筋コンクリートの技術で強く立派に蘇った岡山城は、戦争の傷跡から立ち直った岡山を象徴する建物だと言っても過言ではないでしょう。
城は黒い外観から烏城とも呼ばれ、その外観はかつて織田信長が築いた安土城を模しているとも伝えられています。(安土城の天守閣は早くに焼失してしまい、現在でも実際の形については諸説あり、研究が続けられている…まさに幻の城です。)
岡山城の焼失前写真を見つけて、ここへやってきました。やはり木造時代の物はいいですね。やはり天守は木造がいいですね。正しく復元できますから、一度古写真と比べていただきたいのですが、RC造故のウソの仕上げになっていると思います。窓の位置が違っていると思います。早い時期に木造復元されるといいですね。広島は同じくRC造なので小天守と共に木造復元されることを望んでいます。
コメント有難うございます。
岡山の街角からというHPを作っております、藤崎と申します。
窓の位置等を気にした事がなかったので、近い内に同じ角度から見て勉強させて頂こうと思います♪
ご指摘有難うございます(^^)
岡山城は再建時に、建築関係の法律の問題からやむを得ず変えた部分と、詳細は判りませんがそれ以外の理由(もしかしたら特に理由が無いのかもしれません)で元々の天守閣と異なる部分があるというのは聞いた事があります。
今のご時勢ですから、なかなか費用の捻出は難しいかもしれませんが、見た目だけではない木造の復元はいいなぁと思いますね♪
そういった機運が高まる日を楽しみにしています(^ー^* )