公民館で運営費83万円紛失 笠岡、元館長と元主事が弁済(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00010002-sanyo-l33)
笠岡市の笠岡東公民館で2017年に現金83万円が紛失していた事が明らかになりました。
現金は当時の公民館主事が市内の金融機関から運営費として引き下ろしたもので、詳細な金額は83万8235円です。
事件の流れは下記の通りです。
・公民館主事が銀行から現金を引き下ろす
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・現金を封筒に入れて事務机の上に放置
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・一週間後、現金と通帳が無くなっている事が発覚する
↓
・約二年放置。2019年になって明らかになり、主事と館長が弁済。
色々とダメすぎでしょ。
下ろしてきた現金を一週間放置もダメ。
それだけ多額の現金を引き下ろす事がある環境なら、金庫や最低でも鍵のかかる引き出しなどで管理するのが当然です。
通帳だって置き場所は決まっている筈です。
そして2年間も事実が放置されているのも驚くべきことです。
現金については館長、主事は盗難とは思っておらず、他の書類に紛れて処分してしまった可能性が高いと思っていたようで、事件性はないとして警察に報告をしなかったそうです。
そして市の方へ連絡をしなかったのは、どうするべきか迷っていたとの事です。
放っておけばうやむやになるかと思っていたのではないでしょうか。
館長は2019年7月に退職しましたが、その直前の同年2月になってようやく報告を上げました。
隠し通せそうにないので、退職後に発覚するとマズいと思ったのでしょう。
公民館と言えどお金の出し入れは帳面で管理しているのに、決算時にそれだけの金額が使途不明で消えている事が問題にならなかったのでしょうか。
笠岡市の公民館の運営に関しても、やや疑問が残る一件でした。
ここからは個人的な感想ですが、下ろしてきた金額が気になっています。
現金は公民館の運営費として下ろされていますが、現金払いがそれほどあるとは思えません。
お釣りが主であるならば、五千円以下のお札、小銭が多めに必要としても83万円分はやや多すぎると思います。
しかも円単位まで細かく下ろしているのは、何かの支払いがあった為ではないでしょうか。
そのお金の本来の使用目的がどうなったのでしょうね。