【瀬戸町瀬戸】松尾神社を訪問|備前国式外古社に数えられる隠れた名社の魅力

瀬戸町瀬戸にある松尾神社にお参りしてきました。
現地の案内板によると祭神は大己貴命、松御崎大明神、菅原道眞の三柱です。
鳥居に「松御前大明神」の名前が残され、これが神社の旧称のようです。

平成26年に新造されたばかりという真新しい狛犬。
年季の入った狛犬も味があっていいですが、新しい狛犬も美しくていいですね。
最新技術のなせる業なのでしょうが、しっぽの辺りの丸みを帯びた細やかな細工などは古い狛犬にはなかなか見られないポイントです。

拝殿。
松尾神社は岡山県南でいくつか見られる社名です。
現在の主祭神は大己貴命の方が上位に記されていますが、旧社名などからも元々は松御崎大明神の方が主だったのでしょう。
起源としては吉備中央町の松尾神社で、厳島神社の霊験にあやかって小社を祀るようになったのが最初と考えられています。後に京都の松尾神社の分霊があり、松御崎大明神として祀られるようになったようです。
なので起源としては厳島神社への信仰の関係であり、広島県のすぐ隣という立地である岡山県で松尾神社が多くみられるのはその影響なのでしょう。
瀬戸町の松尾神社は備前国式外古社128社の一つに数えられる古社です

拝殿の内部はこのようになっています。
奥の部分は幣殿になっています。
とてもきれいな状態です。すぐにでも神聖な儀式が始められそうな雰囲気が漂っています。
細かな事ですが、床なども埃一つ見当たらず、普段から管理が行き届いている様子が伝わってきます。

本殿も立派な物でした。
建造年数は分かりませんでしたが、程よく年季の入った木の模様が美しいです。
決して大きな神社ではありませんが、前述のような管理状況や、細やかな細工の美しさなど、非常に見どころの多い社殿です。
場所的にも写真で見ると深い山の中に見えますが、JR瀬戸駅から十分に徒歩圏内です。
これはもっと観光的にも推していっていいスポットだと思います。

一つ残念だったのは、神社の奥に「もみじの道」という道があり、恐らくその名の通りもみじのビュースポットなのだと思います。
実際に奇麗な紅葉を見ることが出来ましたが、ここに関しては私の訪問時点では草が茂っていて、気軽に見て回るという感じではありませんでした。
神社の管理というわけではないでしょうが、併せて見ていけたら最高のロケーションだと思います。
どこが管理しているのか分かりませんが、今後の展開に期待します。
行程的にはちょうどいい場所にあったから立ち寄った…というのが正直なところですが、想像以上に凄く良い場所に来られたなと思います。
また再訪したい場所が一つ増えました。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。











