草むらに眠る初代アルト ― フロンテとの違いと、見たことのないドアバイザーの謎

久しぶりの草ヒロレポート ― 草むらに眠る初代スズキ・アルト
某所を散策していると、少し離れた場所に草ヒロがありました。
草に飲まれかけた、文字通りの草ヒロです。
写真では分かりづらいですが、直前まで下りていける道があるので見学してきました。

このフォルム…、草ヒロ愛好家ならもうお分かりですよね。
スズキの初代アルトです。
大ヒット作となった一台なので、遭遇率はわりと高めです。
ありていに言えば、草むらによく落ちている車です。

状態は余り良くありません。
車体の白が僅かに残っている以外は殆どサビてしまい、あちこちに穴が開いています。
どうしたものかフロントガラスが完全に失われています。
穴が開いているとか、ヒビが入っている…というのは多いですが、ここまで奇麗に無いのはわりと珍しいかも。

そのわりに車内は綺麗な状態です。
シートもオシャレな配色がそのまま残されています。
ちなみにこれで純正シートです。落ち着いた色合いが多い今の軽自動車よりオシャレかもしれません。
ハンドルとシートの間にガラスを固定していたと思われるゴムが落ちています。
その割にガラスや、割れたような破片がありません。剥して別の車に取り付けるなどしたのかもしれませんね。
この時代のアルトはフロンテという車と兄弟車種でした。
乗用車版がフロンテ、商用版がアルトという立ち位置で、徹底的に安くして当時の中古車のボリュームゾーンを新車価格として設定したという逸話も知られています。
見極め方は簡単で、後ろから見ると一目瞭然です。
フロンテはリアのガラスの部分が開くようになっていますが、アルトは普通のハッチバックとして開きます。
この車はリアガラスの部分に開く機構がないので、アルト…ということになります。

一つ気になったのはこちらのパーツです。
左ドアの窓に沿うようについているドアバイザー。
これがついているのは初めて見ました。珍しい位置についているなーと感心しました。
走行時の雨の侵入を防ぐという意味では十分に機能しそうですが、なんとなくタバコ吸いに便利の推さそうな形状です。
ボディ色に合わせて白いのか、それともクリアのパーツが白化したのか…。どちらにしても興味深いものでした。次から初代アルトを見かけたら、このパーツの有無をチェックするようにしてみましょう。
という事で久しぶりにこのブログでも草ヒロを紹介してみました。
現在、草ヒロの話題は主に本サイトの方の「岡山の草むらヒーローたち」というコンテンツで紹介しています。お好きな方は、ぜひそちらもチェックしてみて下さい。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。













