最近の記事

廃墟「アルファビゼン」が「ビーテラス」に生まれ変わった備前市 ― 20年越しの再生を見てきた

読むのにかかる時間:1 分, 18 秒ぐらい

備前市の廃墟「アルファビゼン」が交流施設「ビーテラス」として再生!訪れてみた

かつて備前市の市街地に「アルファビゼン」という商業施設がありました
天満屋ハピータウンを核テナントに、外食産業からはマクドナルド、地元商店など50店舗が入居しました。

その商圏は岡山市東部や隣県である兵庫県の赤穂市にまで及びました。
しかし赤穂市にはジャスコがオープンし、更におひざ元である備前市にはマックスバリュが進出。
徐々に商圏は狭まり、最終的に天満屋ハピータウンの撤退も決まりました。

そして天満屋ハピータウンの穴埋めが出来ないまま、アルファビゼンは閉鎖されました。
再利用の計画が立っては消え、20年以上も備前市で最も目立つ廃墟としてそびえ続けました。

2025年、そんなアルファビゼンがついに生まれ変わりました。

その名もビーテラス。
アルファビゼンの建物を減築し、新たに市民の交流施設として生まれ変わりました。
一階には遊具類が入り、二階は貸し会議室などの公民館的な機能が与えられています。3階はジムと呼ぶとやや大げさですが、軽運動を楽しめる施設。4階は用途検討中とのこと。

私は少し離れた場所にバイクを停めて歩いてきたのですが、驚くべきことにこのビーテラスに向けて人の流れが出来ているのです。
隣接する駐車場は満車、近くにある第二駐車場も車の出入りが続きます。
この場所が岡山県でも指折りの廃墟スポットだったなんて、今となっては信じられないような風景です。


ちなみに旧アルファビゼンの際に建てられていた〇〇跡の歴史的な標柱はそのまま残されていました。
外側にも公園が整備されており、子供たちがボール遊びにいそしんでいました。

私の訪問が出来てから約半年くらいの時期だったので、まだ物珍しさに訪れる人も多い…という事も考えれますが、それにしても人が多く感じました。
これは備前市にとっても大成功の事業となったと言えそうです。

後はマネタイズが出来るかどうか…でしょうか。
恐らく最も利用されているであろう一階の遊具は市民が一時間200円で、保護者はその費用に含まれることになります。市外民も使用可能で、一時間400円です。
軽運動室は一般 200円、高校生以下 100円(各2時間まで、延長は1時間100円)となっています。(団体での貸し切り価格もアリ)
公共施設なので利用料金から黒字を出す必要があるとは言いませんが、ある程度の収益がないと税金の垂れ流しなどの批判が噴出する事でしょう。そうなると、再び市街地に廃墟が誕生…といった事もありえます。
今のところは好調のようですが、二回、三回と訪れたくなるような施設なのか。施設自体の魅力はもちろん、遊具の入れ替えなども必要になってくるでしょう。その辺りが上手く進んで、備前市定番の交流施設になればいいなと、心から思います。

※料金設定は2026年7月時点です。




Happy
Happy
100 %
Sad
Sad
0 %
Excited
Excited
0 %
Sleepy
Sleepy
0 %
Angry
Angry
0 %
Surprise
Surprise
0 %
こちらもお勧め  岡山市・栢谷でマスカットタワーを見てきたよ!

岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。

Average Rating

5 Star
0%
4 Star
0%
3 Star
0%
2 Star
0%
1 Star
0%

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

こちらを読み忘れていませんか?