【岡山】万歩書店で見つけた『グラフおかやま』1983年|40年前の広報誌が映し出す、高齢化社会の原風景

古書の棚で見つけた、40年前の「未来への警鐘」
岡山市の万歩書店に立ち寄ったところ、「グラフおかやま」の古い版がたくさん出てきていました。
岡山県の広報誌として配布されていたもので、確か2008年頃まで出ていたので、ご存じの方も多いと思います。
その内の1980年代の物が店頭にありました。

こちらです。
1983年9月のものです。
以前にネットオークションで少し購入していたので、隙間を埋めるような形でいっぱい買ってきました。
以前に来た時には見当たらなかったので、最近になって手放した方がおられたのでしょうか。
もしくは最近、私が県の広報誌やらをかなり買いあさったので、棚に隙間が出来て倉庫から出てきた…とかかもしれません。
この循環は大切にしないといけませんね。

巻頭の特集は高齢化社会の問題でした。
1983年で高齢化が既に問題になっていたという事に軽い驚きを覚えました。
それでネットで調べてみた所、下記のような段階があることが分かりました。
- ・高齢化社会(7%以上):1970年到達
- ・高齢社会(14%以上):1994年到達
- ・超高齢社会(21%以上):2007年到達
人口における65歳以上の割合が基準になっており、現在は超高齢社会になります。
日本では既に1970年に高齢化社会を迎えており、1983年にこのような特集を組まれていたのは、時系列でいえば随分とゆっくりということになりそうです。
1983年の高齢化率は9.6%くらいだったようで、そろそろ10%目前…というので、改めて問題視されるようになってきたのかもしれませんね。
ちなみに切れていますが、写真丈夫に見えるグランドゴルフは記事の前年の1982年に鳥取で考案されたばかりの競技です。

こちらは訪問入浴サービスの車です。
当時から様々な取り組みが始まっていた事が分かります。
このように長いスパンで物事を見ると、既に40年以上も問題視されつつも、高齢化の問題を解消すべき出生率の改善などの施策が上手く進んでいないことに気づかされます。
人口の問題というのはそれほど難しい物なのでしょう。
確かに子供が少ないから子供を作れ!と国から激励されても、「そういわれてもなぁ…」と、なかなかもう一子、二子…というようには動けません。
問題の根深さを1983年の広報誌から知るという、稀有な経験が出来ました。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。












