【和気】明治維新、決断の刻|西郷隆盛と土倉正彦が交わした、歴史の裏側の対話

刻まれた「決断」という名の沈黙
岡山県の東部に位置する和気町の、旧佐伯町中心部の辺りを散策した際にGoogleマップで「土倉正彦 西郷隆盛 決断地」というスポットを見つけました。
西郷隆盛は言うまでもなく有名な人物です。土倉正彦は岡山藩の家老を務めた人物で、明治維新後は岡山藩の大参事にもなりました。(※大参事は現在の県の副知事に当たるポジション)
この2名が岡山県において会見したというスポットのようです。
サエスタの辺りから歩いて行ってみました。この場所自体は車でも行けますが、駐車場がありません。すぐ近くには工場もあるので、迷惑にならずに駐車できる場所というのは近隣に見当たりません。
実際には敷地入り口の辺りにコンパクトカーくらいなら駐車可能なのですが、茂っている草の中に大きな石が隠れていたりするので全くお勧めしません。

実際に訪れたのがここです。「決断 明治維新 西郷隆盛・土倉正彦 会見地」とあります。
石碑がある以外は当時を思わせるものや、実際に会見したと思われる建物なども残されていません。
右手側に見えるのは寺院の建物です。こちらもユニークなので、また後日別の記事で紹介していこうと思います。
さて、この会見ですが、実際に行われたのかどうかは明示する資料が見当たりませんでした。
ただ明治維新前に西郷隆盛と土倉正彦がやり取りをしていた事は書状が発見されており、交流があった事が明らかになっています。
立場的には徳川家に近いはずだった岡山藩・池田家が佐幕の立場に立ったことなど、西郷隆盛が裏で交渉を進め、決断を迫っていた…。
そんな歴史的な風景に思いをはせる事が出来るいいスポットでした。
尚、この地は土倉家の子孫が管理を行っているらしく、たまに草刈りが行われているのが確認できます。
この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます
岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。












