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【備前】新庁舎に見る産業の矜持|耐火煉瓦の外壁と、隙あらば備前焼の「隙間」を歩く

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産業の矜持を纏う、シックな庁舎|備前市役所・新庁舎

先日、備前片上駅周辺を散策したついでに、備前市役所の庁舎を見てきました。
数年前に訪れた時は、まだ旧庁舎が現役の最後の時期で、大型のクレーンなどで工事が着々と進んでいる時期でした。

それ以降、市役所に辺りを通ることがありませんでした。…というより、ここを目指さないとたまたま前を通るというような場所ではありません。


こちらが新備前市役所です。
2020年2月中旬からこちらで業務がスタートしているので、もう「新」という言葉を添えるような時期でもないかもしれませんが。
なかなかシックな雰囲気の建物です。どちらかといえば岡山市役所とか、昭和の時代の建物を感じさせる雰囲気です。
この独特の色合いは備前市の特産品の一つである耐火煉瓦をイメージしているそうです。いや、備前焼でしょ笑と思ったのは私だけではないはず。

それでも備前焼ばかりに注目が集まりがちな備前市において、市の象徴たる建物を耐火煉瓦をイメージしたと言い切るのはいい事だなと思います。備前焼ももちろん大きなものですが、産業としては耐火煉瓦の方が大きく、税収などにおいては備前焼による観光効果よりも市に貢献しているはずです。
そう考えれば、市が耐火煉瓦をモチーフにしているというのは、産業に従事している人や、三石に暮らす人々にとって嬉しい事ではないでしょうか。


ただし、エントランスの辺りでは我慢しきれずに備前焼を貼りまくっています。
備前市は隙があれば備前焼の何かを設置したがります。

これも市の個性ですね。
様々な模様の備前焼があります。この狙っては作れないランダム性も備前焼の魅力の一つです。
役所を訪れる人々も、こんな模様もあるんだ!と、日々新たな発見が出来て楽しそうです。


そして入り口に設置されているモニュメント。
これも備前焼です。隙あらば備前焼、これは備前市の基本です。

前の市役所から引き続きで移されてきたものです。移転に伴い、清掃されたようですが、新しく作ったのかと見まごうほど美しく真新しく感じられました。

役所といえばその土地で暮らす人にしか用事の無い場所というイメージがあると思います。しかしその街を象徴する雰囲気をまとっていたり、訪ねてみると意外と楽しいものです。
中に入ってというのは難しいかもしれませんが、外からの見学を行程に加えるのは面白い事だと思います。

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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。

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