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【井原】億超えの公売物件「老人ホーム フェスタ」の現在|色彩と安全が問う終の棲家

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街に突き刺さる色彩|井原市・住宅型有料老人ホーム フェスタを訪ねて

以前、競売のサイトに掲載されていたのを紹介した井原市の住宅型有料老人ホームフェスタ。
既に施設は閉鎖しています。

その時の記事はこちら。

競売サイトでも見ることは滅多にない一億円オーバーの物件でした。
今回、井原市の商店街を散策した際に近くにあるのに気づいたので建物を見てきました。


超ド派手なカラーリングの建物です。
競売のサイトに掲載されている写真は、三点セットと呼ばれる物件の情報に掲載されている写真になるのですが、全体的に淡い色合いになっています。

※実際の三点セットの写真

なので前回の記事の際はそれほど気にならなかったのですが、実物は…すごいですね。
数百メートル手前から、「アレだな」と気づくほどでした。

売却が成立したのかは確認していませんが、記事で紹介してからまだ半年程度なのでどちらにしても再利用はまだです。
施設の中を除くと備品もいくつか残されていて、ある日突然動きが止まってしまったかのような不思議な空間が広がっていました。


施設の口コミ類は不思議と全く見当たりませんでした。
これだけの規模の施設なら、多少の口コミが残っていても不思議ではないのですが…。

ただ施設の懸念点として、井原市が公表している「洪水浸水想定区域及び土砂災害警戒区域内の要配慮者利用施設一覧」という資料の中で、このフェスタは洪水浸水想定区域と、土砂災害警戒区域のどちらにもチェックが入っている点です。(参考資料:井原地域防災計画
確かに山を背負っていますし、すぐそばで小田川が蛇行しており、洪水が起こりやすい地形でもあります。
ハザードマップが一般的に見られるようになった時代、足腰が悪くなって施設を利用する必要が出来たであろう家族を、そういった場所にある施設に預けるのは安心しづらいポイントになったはずです。

それと、この色はちょっと…笑
これは単に私の好みですが。

日本の人工で最も多いのは団塊の世代で、現在70代後半の年代になります。
なので老人介護施設としては今、最も仕事が多い時期である反面、これから下り坂の時期が続きます。
厳密には第二次ベビーブームがあるので、20年後くらいに少し持ち直す時期もありますが、それでも現在の人口に合わせて作られた大型の施設や、チェーン展開を徐々に持て余すようになっていくのは容易に予想できます。
今後もこういった施設の閉鎖は続いていくものと思われます。終の棲家と思って大枚を叩いた場所がこのような自体になっては大変です。
施設を選ぶ際に運営会社の経営状況などもよくチェックして決めるような、そんな時代が来ているのかもしれません。

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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。

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