【井原】斜面に踏みとどまる「崩壊の美学」|ロープ一本が繋ぎ止める建物の記憶

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空を仰ぐはずが、地を見つめることに|井原の路地裏で見つけた「違和感」
先日、井原市の興譲館高校の天文台の建物を見学しに行っていました。
随分と前に存在は聴いていて、その時でも傷みが目立っていたので、もう残っていないと勝手に思い込んでいました。
その話は別の機会にしますが、所在地を確認せずに出てきたので、きょろきょろと周りを見回しながら歩いていると…。
住宅の裏山に奇妙な風景が目に飛び込んできました。

昔ながらの趣の三角屋根の建物。
大きさ的に倉庫くらいでしょうか。
いや、なんか屋根と建物のバランス…、悪くね?
屋根が飛び出しているというか、なんとも違和感があります。
そこで建物の裏側に回ってみました。

私が最初に見た道路側からだと、建物の傷みはほとんど目立ちませんでしたが、横から見ると建物が半壊している事が分かりました。
まともに見えていた側面側もかなり傾いており、それで屋根と壁の市がずれて違和感のある風景が広がっていたのです。
屋根もボロボロで、ところどころトタンが剥がれて元の藁ぶきが顔をのぞかせています。
更に建物自体を周辺の木々とつないで、どうにか倒壊を免れている状態です。
屋根と壁があれだけずれているのに、こんなロープだけでよく凌いでいるものです。
しかしこの建物が崩れると、瓦礫が斜面を下って下の民家に直撃します。
位置的にその家の持ち物なのかもしれませんが、早めに抜本的な対策が打たれる事を期待したいです。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。
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