【備前市】NTNの会社の凄さを感じさせる社宅跡…!

備前市の某所を散策していると、住宅地の上の方にマンション群がありました。
建物の雰囲気的に集合住宅タイプの県営住宅かな?と思いながら見ていました。

 


しかし近づいてみると、やや様子が異なります。
県営住宅にしては一つのフロアが広く感じます。県営も場所によって広さはまちまちで、私が知っている中では東区西大寺にある可知の県営が一番広い印象があります。
しかしここはそれ以上ありそうです。

そしてもう一つ。
ここは既に閉鎖されており、住民は誰もいません。
全国的に公営住宅は縮小の傾向にあります。公営の建物は50年くらいを一つの目安に更新するか、廃止にするかの判断の時期に入ります。
なので1970年代などに建てられた建物が更新時期になり、日本の人口減を鑑みて建て替えではなく廃止…という方向が増えているのも事実です。…が、そもそもここは公営住宅ではありませんでした。

管理棟のあると思われる建物の場所に「NTN」の社宅である事を明記してありました。
NTN。NTTではありません。ベアリングの会社で、世界四位。身近なところでは自動車産業においてはハブベアリングの世界シェア1位、風力発電のベアリングが世界3位です。
ここの表記が寮で、先ほど見た建物はNTN社宅〇号と、表記にブレがあります。もしかするとこちらの建物が寮で、他が一般的な社宅という使い分けだったのかもしれません。一番高台にあった建物には、かつてNTNの社名が大きく掲げられていました。

備前市には岡山製作所という自動車部品の製造工場があり、そこで働く人の為の社宅として建てられたようです。
さすが大手だけに非常に立派な建物です。
まだまだ住めそうに見えるのに勿体ない…と思ったら、近くにより近代的でおしゃれな建物を新造していました。

設計会社の過去の仕事の項目に掲載されているので、興味がある人はチェックしてみてください

NTN社宅跡 ここが管理棟と思われる

こちらが寮と表記されている建物です。
だいぶ草が生えていますが、最低限の管理はされているのかな?といった様子でした。ストリートビューは余りこの辺りを査定していなかったので細かな時期は分かりませんが、2014年時点で使用中。2021年時点で閉鎖が確認できます。新しい建物は先ほどのサイトでは2017年の仕事としてあるので、恐らくその時期に閉鎖と引っ越しが行われたのでしょう。
新しい方の建物は「寮」で、口コミにご飯が美味しいという記載があるので、会社が住居のみを提供する形のいわゆる社宅ではないようです。
社宅は最近は普通のマンション、コーポの一室を借りて従業員に提供する借り上げ社宅が増えています。NTNもそちらにシフトしたのかもしれませんね。

尚、かなりアクロバティックな体制をとることで敷地内には一歩も足を踏み入れることなく撮影しています。




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