新見市を散策している途中で、気になる風景を見つけました。
場所は新見高校のグラウンドの裏側です。
分かりますか?
川の向こう側に門がありますが、その門から出てもどこに行く事も出来ません。
建造物における無用の長物、いわゆるトマソンです。
恐らく橋があったのでしょうが、門だけが取り残されたようです。
いつまで橋があったのか…と思って地図をめくっていると、最近まで残っていたのではないか?と思うようになりました。
そこでGoogleマップのストリートビューで見てみると2019年の写真に橋が残されていました。
見るからに傷んでいます。ストリートビューで遡れる最古である2014年時点で使用されていなかったようですが、恐らく老朽化の為に撤去となったのでしょう。
国道側から見てみると2022年時点では撤去されているのが分かります。
もう少し早く訪問していれば古い橋の写真が撮れたのにと思うと残念ですが、こうしてネットで振り返られるのは良い時代になったなと思います。
それにしても、この門。
位置的には裏門といった感じですが、そうは思えない立派なたたずまいです。
もしかして昔は正門として用いられてたりしていたのではないでしょうか。校舎の建て替えの際にグランドの奥側に位置する事になり、利便性の為に新たな校門を新校舎側に設置…、不要になったまま残されているとか、とか。
学校の施設の事なので資料などをめくっていて詳細に行きつくことは無いと思いますが、何かご存じの方がおられたら教えてくださいね。