総社市の豪渓駅に行ってきました。
1925年に開業した駅で、当初は所在地の地名から宍粟駅でした。
後に景勝地として知られる豪渓から名を取って現在の豪渓駅になりました。
前述の通り観光地である豪渓への最寄りの駅という事になりますが、距離はそこそこあります。
ここから合計の駐車場までの距離は約8㎞。徒歩の時速は約4km前後とされますが、ペースを落とさずに歩き続けて2時間くらい。ここから歩いて豪渓を目指す人がどれくらいいたのか疑問が残ります。
しかし観光地らしく観光案内の看板もあります。
中国自然遊歩道に含まれているのですね。
中国自然遊歩道は中国地方5県にまたがる遊歩道のコースで、総延長は2,000kmというとんでもない数字です。
これを散策しているとっては、豪渓までの8kmなんてほんの欠片にすぎませんね。(関連リンク:中国自然遊歩道について)
駅の内部はこのような感じです。
こじんまりとした無人駅です。元々は有人駅でしたが、1971年に無人駅に。現在の駅舎は無人駅になった後に建て替えられたものです。
現在のメインストリートは国道180号に移っており、こちらは地元の人と思われる車が行き来する程度です。
しかし幾らかのお店が営業しており、ロードサイドに関しては国道沿いよりもこちらの方がにぎわっている印象です。
あいさつ道路の看板がありましたが、訪問中の行程で人とすれ違う事はありませんでした。
電車が到着する時間帯になると様子が変わるのかもしれませんね。