googleマップでストリートビューを見ていると、ヤマザキのお店の跡にダイドーの自販機が残されているのを見つけました。
ちょっと懐かしい時代の自販機のように見えたので、近くを通った際に見てきました。
世界のパンのテントがあるお店で、こちらも懐かしい雰囲気です。このフレーズは山崎製パンが古くから海外進出を進めている事に由来します。
パンのメーカーとしても世界で指折りの規模なのだとか。
閑話休題。自販機を見ていきましょう。
古いというよりは懐かしいという感じです。
この缶を飲んだ記憶があります。
当たり付きの自販機です。最近は減りましたが、未だにダイドーでは搭載されている機種が多いですね。
日本で最初に導入したのもダイドーだったので、こだわりがあるのでしょう。
では製品を見てみましょう。
上の段はこのような感じ。
コーヒーの左から4本目だけ以上に錆びていますが、何があったのでしょう。
では人気商品のカルピスウォーターから年代を探っていきましょう。
All aboutで歴代パッケージの紹介の記事があったので活用させていただきます。
同製品が発売されたのは1991年。それから暫くは英語で横書きのパッケージでした。
上の写真のように英語の縦書きに変わったのは1999年頃、そして2000年にはカタカナ表記になりました。
なのでこの自販機の発売時期は概ね1999年~2000年頃と言えそうです。
では続いて下の段も見てみましょう。
バヤリース、三ツ矢サイダー、十六茶があります。
何故か左側の段にはサンプルが残されていません。故障でもしていて、元から何も置かれていなかったのでしょうか。
個人的には十六茶のパッケージの可愛らしさに驚きました。
好きな銘柄ですが、今は落ち着いた雰囲気のパッケージです。
興味深いのはペットボトルが無い事です。実はダイドーの自販機でペットボトルに対応し始めたのは1997年です。
この自販機はそれ以前から使用されていたものでしょうから、対応していなかったのでしょう。ペットボトルが自販機で販売されるようになって、まだ四半世紀程度しか経っていないのですね。