横溝正史さんが岡山に疎開してこられていた際に、好んで散歩していたといわれる大池の周辺です。
なんだか歩いていけそうな雰囲気ですが、水草で多い尽くされているだけで列記とした池です。
何かが釣れるようで、地元の少年が釣りに勤しんでいましたよ。
この池と疎開していた家は、徒歩で15分くらいの距離ですから、散歩とは言えど結構な距離を歩いていたのではないでしょうか。
この池や、途中にある社は(写真の中央より少し左よりにみえる建物)は金田一耕助シリーズに実際に登場したとか。
僕が尋ねたのはまだ暑い時期だったので、もう少し寒い時期になれば池らしい景色が見えるのかもしれませんね。
ちなみに横溝正史さんよろしく池を一周しようと思ったのですが、途中から雑草で道が消えていたので断念して戻りました。
…という事で、僕もかなり長時間にわたって池の周りを歩いてしまいましたが、何も思いつきもしませんでした。
やはり僕は凡人だったのでしょう。
疎開宅から進むと、この先に横溝正史さんや金田一シリーズの縁の品々が展示されている真備ふるさと歴史館へ辿り着きます。
当時と変わらぬ風景なのかどうかは判りませんが、池の周りではなんと野生のカエルを見つける事が出来ました。
田舎者の僕でも、なかなか生のカエルとは出会えませんぜ。
自然豊かで、とても静かな環境です。
この中で金田一耕助が誕生したと思うと、感動も一入ですねぇ。
駐車場の事を考えれば、歴史館側から入れば、駐車場が完備されているので、その上で池の周りを歩かせていただいた方が便利がいいかもしれません。
ちなみに歴史館を訪ねる際は営業に要注意です。
毎週火・水・土・日 午前10時~午後4時なので、僕のように平日が休みで動き回る…という人は、気をつけないと休館日に当たってしまいますよ。
横溝正史さんの散歩コース歩いたのですが、僕も凡人のようです…
>登章さん
やっぱり横溝正史さんは天才なんでしょうね(^ー^* )
本陣殺人事件も疎開されていた家をヒントに考え付かれたと聞きますし…。
ホームズじゃないですけど、見るんじゃなくて観察する目をお持ちだったのでしょう。