赤磐市の吉井支所の辺りを散策していると、お地蔵様がありました。
大きな木の下にあるので、ちょっとした神社のような風格すら漂ってきます。
お地蔵様の周りは雑草が抜かれていて、綺麗に整えられています。
地元で大切にされてきたお地蔵様なのでしょう。
香炉が割れてしまっています。
私は各地を散策していますが、お地蔵様でも線香、ローソク、そして火をつける為のマッチ類を置いている所は少なくなっています。
防犯の為なのでしょうが、ちょっと寂しさも感じます。
しかし線香類を持参して、日の元の安全をその場で確認してから立ち去るというのは、確かに負担が大きいです。
ところでこのお地蔵様の祠、気付いたでしょうか。
セミの抜け殻が、まるで狛犬や白狐のように幾つもくっ付いています。
すぐそばの木にセミが多いのでしょうね。
見事な風景でした。
きっとお地蔵さまもこれなら寂しくないでしょう。