先日、浅口市寄島町の福井古墳に行ってきました。
古墳時代後期に作られた小型横穴式石室を持つ古墳です。
この古墳は以前にも訪問しようとして場所が分からなくて断念したという、僕自身にとって曰くつきのスポットです。
県道64号を進むと道沿いにこのような看板があります。
この看板にある道案内に沿って進んでいきます。
尚、この辺りは駐車スペースはありません。
道路標識を見る限りでは駐車禁止という事ではないのですが、道幅が狭いので車を停めるのは無理です。
この辺りに入る前に駐車スペースを確保しておきましょう。
この案内の通りに行けばいいと思うのでしょうが、看板はここが最後でこの先が不明になります。
看板の通りに進むとこのような道に出てきます。
この道を真っすぐ進むと民家が並ぶ辺りに出て、そこから龍城院の参道に繋がります。
左側は墓地です。
なので前回は真っすぐ進んで寺に辿り着いて…で、失敗してしまいました。
福井古墳はこの墓地の中にあります。
なのでこの分岐を左折します。
この風景を見て、古墳を探しに行こうと思う方は余りいないと思います。
しかしこちらです。
道なりに進むと、小さなお堂が見えてきます。
このお堂から右後ろを振り返るように見ると、そこが古墳です。
とことん判りづれぇ…。
これが古墳の裏側なので、少し斜面を降りて正面に回る必要があります。
枯葉が多いので足元に気を付けて。
こちらが浅口市指定文化財、福井古墳です。
見事に石室が残っています。
規模は特筆すべき事は特にありませんが、保管状態はかなり良好です。
ようやく目的達成です。
ところでこの墓地の奥には神社もあります。
古めかしい木の鳥居に、やや傷みが出てきているお宮があります。
草の生え方からすると地元の方が、草抜きなどの管理は行っているようです。
せっかくなのでお参りして帰りました。
…という事で、福井古墳の行き方と、実際のお写真の紹介でした。
お墓に無関係の人間が立ち入るべきではないという頭があるので、ついつい見落としてしまったスポットです。
だからと言って「これからは墓もガンガン攻めていきます!」という事にはなりませんが、こういう事もあるのだといい勉強になりました。