新型コロナ 倉敷で2人感染(https://www.sanyonews.jp/article/1044294)
2020年8月23日、倉敷市は市内在住に2人が新型コロナウィルスの陽性であったことを公表しました。
岡山県で137例目の感染例で、再陽性を除くと県内で136人目、倉敷市では20人目の感染者です。
ざっとした概要は下記の通りです。
尚、順番は倉敷市の発表順です。
60代女性
・倉敷市在住、無職の60代女性
・8月11日 咳、倦怠感の症状が出て、市内の医療機関を受診
・8月12日 再び市内の同じ医療機関を受診
・8月13日 咳、倦怠感の症状が続き、嗅覚障害の症状も出る
・8月17日 再び市内の同じ医療機関を受診
・8月20日 市内の別の医療機関を受診
・8月21日 市外の医療機関を受診し、PCR検査を実施
・8月22日 陽性と判明、入院
・県外、海外への移動歴はない
・濃厚接触者は調査中
ネットニュースを見ていると倉敷市は検査をなかなか受けさせないという書き込みがちらほらあります。
この女性の経緯を見ていると、倉敷市内の同じ病院に3回、そして別の病院に1回の計4回も受診してPCR検査に至っていません。
最終的に市街の医療機関を受診して、ようやくPCR検査が実施されました。
この女性自身が最終的に市街の医療機関を受診したのもそうでしょうし、市民の間でそういう感覚に受け取られてしまうのは仕方ないような気がします。
もちろんプロの意思の判断ですから、それなりの理由はあるのでしょう。
70代男性
・倉敷市在住のアルバイトの70代男性
・上で紹介している女性の同居家族
・8月13日 微熱、咳の症状が出る
・8月19日 市内の医療機関を受診
・8月20日 市内の別の医療機関を受診
・8月21日 市外の医療機関を受診し、PCR検査を実施。
・8月22日 陽性と判明、入院
・8月11~14日、8月18~21日は仕事に出勤していた
・濃厚接触者は調査中
先に紹介した60代女性の同居家族です。
症状が女性と比べるとやや軽かったためか、病院に行った回数は少なめですが、女性と同じ経緯をたどって市街の医療機関でPCR検査を実施しています。
仕事の内容については公開されていませんが、症状が出てからもわりと多い日数を出勤しています。
濃厚接触者の調査と検査結果が待たれます。