水島の町中を歩いていると、賑やかなシャッターがありました。
どうやら山名書店の支店のようです。
ネットで検索してみたところ、現在は営業していない様子です。
山名書店といえば僕が子供の頃は倉敷ではちょっとしたチェーン店でしたが、公式サイトを見る限りでは連島の店舗のみなのだとか。
閑話休題。
昔の本屋はお店の上にこうして取り扱い雑誌などの看板があったものです。
一枚目は装苑、ミセス。
装苑は1936年に創刊された日本のファッション誌の草分け的な雑誌です。
ミセスも装苑ほど古くないものの1961年創刊と、歴史のある雑誌です。
「奥さまの雑誌」とある通り、やや上の年齢層の既婚女性をターゲットにしています。
ミセスは今もレトロ調のロゴですが、装苑の方は明朝体に変わっています。
僕も愛用している万年筆の定番ブランドですね。
昔は学校の卒業、入学などの際の贈り物として万年筆が用いられることが多かったですね。
「幼児から小学生まで系統的にそろった唯一の雑誌」とあります。
小学館は幼児向けの学習雑誌から、小学生の各学年に合わせた学年誌を発行していました。
しかしそれも今は昔。
各学年にあった小学○年生は、一年生のみになりました。
そして最後は雑誌ではありませんが、興味深かったので。
これは山名書店の隣りにあった看板です。
一文字が壊れて無くなってしまっているようですが、カメラの前に一文字だけくるとなると胃カメラしか思い浮かばないのですが…。
さてさて、ここには一体何があったのでしょうね。
こんにちは!有限会社山名書店です。
弊社の旧水島支店は現在、「岸BAR」というバーになっております。
バーなので夜のみの営業ですが書店時代の照明等、昭和のまま使って頂いて
おります、ご興味がありましたら行ってみてくださいね。ちなみに、看板は
レトロ感もあり良い(昭和30年後半から使用)という事で残してあります。
小学館とプラチナの看板は現存がここしか確認されないと言われるほどです。
実は小学館の隣に「主婦の友」の看板がありました。落下の恐れがあったので
現在は撤去しております。ご訪問有難うございました。お隣はどこの町にもあった「カメラ屋さん」でした。
ご丁寧なコメント有難うございます。
岡山の街角からを作っております濵田と申します。
色々と教えて頂き、とても勉強になりました。
更には隣のカメラ屋さんの情報まで!有難うございます。
私が子供の頃はまだ書店に残っているのを散見したものですが、今ではそれほどに貴重になっているのですね。
ついつい懐かしくて写真を撮っていました。
とても趣のある連島のお店もまた見学させて下さい.
この度はコメントを頂き、ありがとうございました。