勤務実態のない臨時運転手に給料を支払い、一部を市議会議員が受け取っていた問題 議員が市議会で務める役職について不信任決議が可決 岡山・赤磐市(https://news.yahoo.co.jp/articles/200e699455a88deaf459a37cfaa67a62be0551f2)
赤磐市は勤務実態のない臨時運転手に本来の契約上では生じるはずのない給料を支払っていた問題で、現金の授受があったとされる市議が市議会で務める役職について不信任決議を可決しました。
この問題は赤磐市が雇用した臨時職員(運転手)が、仕事がなく出勤していないのに給与が生じていた事に端を発します。
不審に思った臨時職員の1人が市に訴えでたので調べたところ、他の臨時職員にも同様に振り込まれていた事、そして彼らから市議会議員にお金が渡っていた事が判明しました。
既に臨時職員の任用に関わった元教育次長が罰金50万円の略式命令を受けるなどしていましたが、ついに市議にも話が及ぶようになりました。
インターネット上ではわりと早い段階から名前が出ていましたが、ようやくマスコミでも名前が出るようになってきました。
総務文教常任委員長を務める北川勝義さんです。
元教育次長が臨時職員の任用に関わった人物として「北川市議が怖かった」と話していた事も報じられています。
ただし本人は「個人的に1円の流用もしておりません。」と発言しています。
5月時点で金銭のやり取りがあったことは認めていますが、臨時職員の組合活動の為に北川議員の所有する事務所を使うことになった為にその修繕費として受け取ったとしています。
この主張通りなら、現金のやり取りに関しては問題はありません。
北川議員は「司法の方ではかっていただいてどうなるか」と発言しており、今後は裁判の場で判断がなされる方向になるようです。
–・–・–・ 続報 –・–・–・–
2020年9月29日、百条委員会の最終報告が行われました。
北川勝義市議が臨時職員の採用に介入し、事務所の運営費名目で数十万円を受け取ったと結論付けました。
市議会はこの結果を受けて市議会は北川市議の辞職勧告決議を全会一致で可決。
議員辞職等の判断は「辞職に関しては後援会などと相談して決めたい」とコメントしています。