Yahoo!ボックスは 提供サービスの見直しのため 一部機能を終了します(https://info-box.yahoo.co.jp/promotion/organize.html)
Yahoo!の提供するクラウドストレージであるYahoo!ボックスが、2020年9月1日からアップロードの機能を終了する事が発表されました。
9月1日以降は既にアップロードしているファイルの閲覧・ダウンロードなどの限られた機能のみが提供されます。
Yahoo!ボックスとは?
Yahoo!ボックスはYahoo!が提供するクラウドストレージで、当初はDropboxなどに代表されるようにパソコンやスマートフォンのファイルとクラウドストレージを同期させるアプリを提供していました。
有料会員であるヤフープレミアム会員のメンバーなら無料で50GBまで利用できるという太っ腹ぶりでしたが…、既にDropboxやGoogleドライブなどの先発組が人気を博している中で存在感は発揮できませんでした。
PC向けのアプリが廃止され、スマートフォン向けにはバックアップの為のサービスに新調されました。
事実上のサービス終了
そして今回のアップロード機能の終了。
これは事実上のYahoo!ボックスのサービス終了と言っていいでしょう。
Yahoo!ボックス自体が前述のスマートフォンのバックアップデータの受け皿として残る為に、既存のファイルへのアクセス機能が廃止されなかっただけです。
アップロードできない状態になるのでは、既にクラウドストレージとしては機能していません。
今後のどうするべきかを考えると、まず第一にYahoo!ボックス上にしか残していないデータは念の為にダウンロードしておきましょう。
今の状態ではダウンロードの機能もいつまで提供され続けるとは思えません。
例えば年内なのか数年先なのかは判りませんが、もしもの時に備えるべきです。
第二には逆にアップロードしたいファイルが有る場合はアップロードしておきましょう。
何かしらの資料など閲覧&ダウンロードのみの機能でも有効にYahoo!ボックスを使えるという方もおられると思います。
そういった方は8月中に必要そうなものはアップロードしておくのが良いでしょう。
どちらにしても早く移行先を見つけておいた方が無難です。
記事中に挙げたGoogleドライブ、Dropboxや、このブログでも紹介しているMega syncなどの代替ソフトもあるので、色々とご検討下さい。