8月22日-モナ・リザが盗難 岡山では大原美術館の盗難事件が有名
8月22日-今日は何の日?
今日はパリのルーヴル美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの代表作の一つ、モナ・リザが盗難にあった日です。
実際に盗まれたのは前日の21日ですが、22日に発覚しました。
犯人はモナリザの保護ケース設置の仕事に携わっていたペルージャという男性です。
開館中に建物の中に潜み、夜の間にモナ・リザを盗んで逃走したのです。
モナ・リザの絵は大きなイメージを持っている方も少なくないと思います。
しかし実物は77×53(cm)と意外にも小さく、服の下に忍ばせて持ち出しました。
ペルージャはイタリアへの愛国心が強く、イタリア人のレオナルド・ダ・ヴィンチの作品がイタリアにあるべきだと考えたのが動機だと説明しています。
その為、イタリアでは彼の行動は違法とは言え称賛を得たそうです。
岡山では大原美術館の盗難事件が有名
岡山県での絵画の盗難と言えば、大原美術館での盗難事件が有名です。
大原美術館では1963年1月25日に館として最初の盗難事件に遭っています。
コローの”ナポリ風景“が盗み出され、残念ながら現在に至るまで発見されていません。
更に1970年11月28日には大量の絵画の盗難事件が発生しました。
この日、出勤してきた職員が本館2階に展示されていた作品の内、5点が持ち出されているのを発見しました。
盗まれたのは、ルオーの”道化”、ゴッホの”アルプスへの道”、ギョマンの”自画像”、モローの”雅歌”、ヴィヤールの”薯を選る婦人”です。
運び出し易い小さな絵画を選んでの犯行でした。
これは日本における美術品の大量盗難としては初の事件です。
しかしこちらの盗難事件は1972年2月に全ての絵画が見つかるという最良の形で解決しました。
実行犯が別件で捕まっており、その犯人を説得して絵の隠し場所や、共犯を割り出す事に成功したのです。
犯行は5人で行われ、絵は岡山から遠く離れた東京と長野で発見されました。
リンク:日本初! 美術品大量盗難事件(岡山の街角から)
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