7月5日‐栄西忌 岡山には生誕地がある

7月5日‐今日は何の日?
今日は臨済宗の開祖である栄西の忌日、栄西忌です。
岡山の宮内村(現在の岡山市北区吉備津周辺)に吉備津神社の職員の子として生まれました。
14歳で比叡山延暦寺に出家し、仏の道に入りました。
天台宗の立て直しのために留学で訪れた南宋で、禅宗に触れます。
これをきっかけに栄西は日本における臨済宗の開祖となりました。
茶祖・栄西
栄西は臨済宗の開祖以外にも茶祖としての一面も知られています。
栄西は南宋から臨済宗と共に、茶の実を日本へ持ち帰りました。
禅宗の普及には眠気覚ましの為にお茶の普及も必要だと考えていた為です。
お茶自体は栄西以前から日本に存在しましたが、普及していませんでした。
そこで栄西は自身でお茶の飲み方や効能などについてまとめた専門書(喫茶養生記)を作るなどして、日本に喫茶の習慣を根付かせるのに一役買いました。
岡山市には生誕地の碑がありますが、そこには茶碗の形をした石碑が作られています。
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