6月16日-岡山藩最後の藩主・池田章政の誕生日
6月16日-今日は何の日?
今日は岡山藩の藩主・池田章政の誕生日です。
肥後人吉藩の藩主の子ですが、曽祖父が池田宗政と正室の子という血筋でした。
その関係から備中鴨方藩主が亡くなった際に末期養子として藩主に迎えられました。
1868年に岡山藩の藩主となり、そのまま岡山藩の最後の藩主になりました。
版籍奉還後に藩知事を務めましたが、廃藩置県により免官。
その後は東京で銀行の頭取や貴族院議員を務めました。
池田章政が岡山藩主になった経緯
鴨方藩の藩主を務めていた章政が岡山藩の藩主になるのには、当時の世相による事情がありました。
章政の前任の藩主は池田茂政です。
彼は3歳程度ですが章政よりも年下で、特に健康状態や素行などに問題があるわけではありませんでした。
当時は政権が幕府から新政府に移った時期でした。
そして岡山藩にも将軍・徳川慶喜の追討の為に討伐軍へ参加するように命令が下りました。
しかし徳川慶喜と茂政は兄弟であり、兄を討つわけにはいかないと隠居する事になりました。
そこで支藩の藩主だった池田章政がその後を継ぐことになったのです。
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