3月16日-国立公園指定記念日 第一弾には瀬戸内海も指定される
3月16日-今日は何の日?
今日は国立公園指定記念日です。
1934年に国立公園の第一弾が指定された事が由来です。
国立公園法が1931年に制定され、最初の公園が指定されたのこの日です。
この時に雲仙国立公園、霧島国立公園と瀬戸内海国立公園が指定され、日本の国立公園がスタートしました。
現在までに37ヶ所の国立公園が制定されていますが、実は現存しているのは34ヶ所のみです。
内の3つは日本の統治下にあった台湾にありました。(※大屯山、新高阿里山、次高タロコ)
これらは日本による台湾の統治が終了するのに伴い、日本の国立公園から外れました。
瀬戸内海国立公園と鷲羽山
現在の瀬戸内海国立公園は兵庫~大分までの瀬戸内海沿岸の広域な県が指定されていますが、当初の指定区域は香川県、岡山県、そして広島県の福山市までの狭い区域でした。
しかし検討段階では香川県の屋島を中心とした、もっと狭い区域が想定されていました。
これが現在のように本州にまで広げられたのは、実は鷲羽山が関係しています。
選考委員会のメンバーが鷲羽山を訪れた際、そこから見える多島美が高く評価されました。
その時に見たのが、鷲羽山の一本松の辺りの風景だったそうです。
これにより岡山県など本州も瀬戸内海国立公園に含まれるようになったのです。
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