2月9日-服の日 岡山で服と言えば?

2月9日-今日は何の日?
今日は2月9日の語呂で服の日です。
日本ファッション教育振興協会・全国服飾学校協会といった服飾の業界団体が制定しました。
同じような語呂で11月29日がいい服の日に制定されています。
ちなみに洋服の日という日も制定されていますが、こちらは11月12日です。
礼服を洋服とする事を定めた政官布告が出された日である事に由来しています。
ところで日本人の服を購入する支出額は1993年がピークでした。
ちょうどバブル経済の崩壊の時期で、2015年までの間に凡そ半分くらいにまで下がっています。
岡山で服と言えば?
岡山県で服と言えば学生服が有名です。
学生服の大手とされる四社の内、三社が岡山県に本社を置いています。
(※県内はトンボ(岡山市)、菅公学生服(岡山市)、明石被服興業(倉敷市)で、瀧本のみ大阪府の企業)
その他の中小企業も岡山県に本社を置く企業が多く、全国シェアの7~8割を岡山県が占めています。
コメ作りのために瀬戸内海を干拓したものの、塩害でうまくいきませんでした。
そこで作られるようになったのが綿花です。
岡山県では古くから綿花を使用した織物が盛んで、足袋や真田紐の生産が盛んでした。
時代が洋服へとシフトしていく中で、岡山県は丈夫な織物が作れる綿花を活かして制服の製造を手掛けるようになったのです。
マイナビのインタビューでトンボ開発部の方は、昔の交通事情から生じる東京や大阪といった都会とのタイムラグの為に、デザインが変わらず長く製造できる制服が良かったのだとする内容をお話ししています。
様々な条件が合って誕生した岡山の制服。
ブレザータイプの考案など、時代に合わせて益々繁栄を続けています。
関連URL:児島学生服資料館(岡山市)
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