2月20日-歌舞伎の日 岡山で歌舞伎と言えば?
2月20日-今日は何の日?
今日は1607年に出雲阿国という女性が江戸城において、徳川家康や諸大名を前にかぶき踊りを披露した日にちなんで、歌舞伎の日に制定されています。
出雲阿国はややこ踊りを元に、かぶき踊りを考案した女性です。
踊りが考案された事が判る最古の記録は1603年で、この踊りが現在の歌舞伎の起源と考えられています。
阿国は男装をして女装をした夫と、やや艶めかしい踊りをしていたそうです。
女性による歌舞伎が禁止されたのは1629年で、少年が演じる和歌集歌舞伎を挟んで現在のような成人男性が中心となって演じる歌舞伎へと変化していきました。
岡山で歌舞伎と言えば?
岡山で歌舞伎と言えば、奈義町に伝わる横仙歌舞伎が有名です。
江戸時代に始まった素人による歌舞伎で、プロが演じる『買い芝居』に対して、『地下芝居』とも呼ばれます。
農村部ではまだまだ娯楽の少なかった時代、神社の祭りと合わせて開催される芝居を人々はとても楽しみにしていたそうです。
こうした娯楽は規制対象になっていましたが、奈義は天領だったので過度に規制される事なく続けられました。
やや廃れていた時代もありますが、保存会が立ち上がって再興しました。
現在でも定期公演や出張公演も行われています。
関連URL:横線歌舞伎(岡山の街角から)
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