12月25日-尼子経久の生まれた日 中国三大謀将の一人
12月25日-今日は何の日?
今日は戦国武将・尼子経久が1458年に生まれた日です。
出雲の守護代の家に生まれ、下剋上を成し遂げて尼子氏に大きな繁栄をもたらしました。
謀略に優れていた事で知られ、中国三大謀将の一人に数えられています。
三澤氏を降伏させた際には、自身の部下を逐電したものとして2年間も潜り込ませて信頼を得させた挙句に騙し討ちにするという大掛かりな手法を披露しています。
しかし半面で家臣などには非常に優しかった事も知られています。
自分の持ち物を人に譲ってしまい、冬でも着物を人にあげてしまうので小袖一枚でいたという逸話も残っています。
室町時代の説話集である塵塚物語では、天性無欲正直の人と表現されています。
謀略を駆使して下剋上を成し遂げた戦国武将のイメージとは全く異なる評価です。
中国三大謀将には岡山からも…
さて尼子経久が中国三大謀将の一人に数えられていると書きましたが、残りの二人は誰でしょう?
まず一人は毛利元就です。
勝利の為に多彩かつ入念な策略を行う事から謀神の異名で知られています。
そしてもう一人が岡山の宇喜多直家です。
幼い頃に祖父で戦国武将だった宇喜多能家が暗殺され、家は没落してしまいます。
しかし浦上家に仕えると頭角を現しました。
イラスト提供:戦国未満様
相手を落とす為に、姻戚関係を結んだことでも知られています。
手ごわい相手とみると、自身の子や親せきの娘と結婚させて姻戚関係を築き、安心させたところを暗殺した手法などから、梟雄と呼ばれる事も少なくありません。
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