12月10日-山陽自動車道が全通 中国道よりも走りやすい高速道路
12月10日-今日は何の日?
今日は1997年に山陽自動車道の本線が全線開通した日です。
山陽地方を東西に抜けていく高速道路で、旧山陽道に近い路線となっています。
1982年に 竜野西IC(※現・龍野西IC)- 備前ICが開通して15年かかっての全通でした。
最後まで残っていた区間は三木小野IC – 山陽姫路東ICです。
起点は大阪府吹田市、終点は山口県下関市です。
中国道よりも走りやすい高速道路
中国地方を東西に走る高速道路として、先に完成していた中国自動車道があります。
中国自動車道はカーブやアップダウンが多く、走行の難易度がやや高いことでも知られています。
それに対して山陽自動車道はそれが抑えられているので、利用者は山陽自動車道の方にシフトする傾向にあるそうです。
ではどうして中国自動車道は、そのような道路になったのでしょう。
実は中国地方に通る高速道路は、当初は一つだけの計画でした。
山陽自動車道、山陰自動車道は計画されていませんでした。
そこで山陽地方、山陰地方のどちらにも不公平にならないように、中国地方の中央に高速道路が作られました。
その為に中国山地に沿うように作られることになり、前述のようにカーブやアップダウンの多い道路になったのです。
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