11月16日-いいいろ塗装の日 吹屋はベンガラ色で統一された街並み
11月16日-今日は何の日?
今日は日本塗装工業会が制定する”いいいろ塗装の日“です。
日付は11月16日の語呂で決められました。
同業会ではこの日に塗装に関する体験学習を行ったり、逆に「らくがきなくし隊」による、学校や公園等の公共施設、社会福祉施設等での塗り替えや落書きを消すボランティア塗装活動を実施しています。
落書きのような悪い塗装は好ましくありませんが、建物の色一つで街に統一性が生まれたり、明るい雰囲気になったり、様々な変化がもたらされます。
普段は建物の姿かたちや、中にどのようなお店が入っているか…そんな事に興味を奪われがちですが、時には建物の色自体を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
吹屋はベンガラ色で統一された街並み
岡山で塗装と言えば、ベンガラの色で統一されてた吹屋ふるさと村が人気です。
幕末から明治時代に掛けて、ベンガラという赤の塗料の国内唯一の産地として栄えた地区です。
現在のように町並みが赤く統一されているのは、その為です。
かつての旦那衆が島根県の宮大工に依頼し、ベンガラのカラーをコンセプトとして統一された街並みを作り上げました。
鉱山の閉山などで産業は失われましたが、かつての旦那衆が作り上げた街並みは、現在は観光資源として吹屋に賑わいをもたらし続けています。
リンク:吹屋ふるさと村の風景(岡山の街角から)
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