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児島高徳の伝説の地・作楽神社
詳細
主祭神:後醍醐天皇、児島高徳
旧社格:県社
所在地:津山市神戸433
駐車場:あり
参拝は24時間可
作楽神社とは
作楽神社は津山市神戸(じんご)にある、旧社格で県社の神社です。
神社名の読み方はサクラで、その名の通り春になると境内は約100本ものサクラが咲き誇り、参拝に訪れた人々の目を楽しませています。
創建は比較的新しく、明治時代の1869年です。
津山藩最後の藩主である松平慶倫が明治政府に願い出て作りました。
児島高徳・伝説の地
祭神は後醍醐天皇と戦前の日本で英雄視されていた児島高徳です。
作楽神社はこの二人に関する伝説の地だった場所に建てられています。
後醍醐天皇は倒幕を目指し、陰で奔走していました。
しかし計画は失敗に終わり、謀反人として沖ノ島へ配流される事になりました。
この時に後醍醐天皇の忠臣である児島高徳はその身柄の奪還を目指して追跡をしていました。
しかしそれは叶わないままでいました。
そして児島高徳は後醍醐天皇が宿泊する美作守護職の館である院庄館へ忍び込むと、敷地内のサクラの木の皮を削り、そこへ後醍醐天皇を必ず救出すると言うメッセージをこめて白桜十字詩(天莫空勾践 時非無范蠡)と呼ばれる詩を刻みました。
その院庄館があったのが現在の作楽神社の場所なのです。