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    両宮山古墳

両宮山古墳

両宮山古墳(写真は空撮によるもの)
建設:5世紀半ば頃
所在地:岡山県赤磐市穂崎
被葬者:不明
指定:国指定・史跡
関連リンク:赤磐市による紹介ページ

写真提供:岡山県
 岡山県で大きな古墳と言うと、造山、作山の二つの古墳が思い浮かびますが、赤磐市にある両宮山古墳も外せません。

 規模こそ少し劣るものの(全国で39番目の規模)、この古墳は周囲に二重の周濠(堀の事)が確認されています。
 二重の周濠を持つ古墳天皇陵のような天皇やその近い親族のに用いられることが多く、この両宮山古墳に埋葬されている人物も、それに並ぶような重要な人物である可能性が指摘されています。
 造山古墳などには劣るとされる規模も、二重の周濠を含めると、造山古墳にも近い規模になる可能性も考えられるそうです。

 この古墳は大山古墳を縮小したものである事が判っている他、出土品が出ていないことなど、まだまだ謎の多い…歴史好きの心をくすぐる古墳なのです。

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