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羽黒神社

玉島の守り神・羽黒神社

詳細

通称:羽黒さん
所在地
倉敷市玉島中央町1-12-1
旧社格
:郷社
祭神
玉依姫命、素戔烏尊、大國主命、事代主命
駐車場
:有り


羽黒神社と


 倉敷市玉島地域の羽黒神社は、玉島周辺を干拓する際に工事の成功を祈願して、その守り神として置かれた神社です。

 港町として栄えてきた玉島なので、航行の途中で立ち寄った多くの人々から信仰を集めました。
 現在、玉島港は立地条件の問題もあり決して活用されているとは言い難い状況ですが、羽黒神社へ寄進された玉垣などの数で往年の賑わいが分かります。
 神社の周りにはレトロな街並みも残っており、町並み保存地区も徒歩圏内にあります。


羽黒神社と出羽神社


 羽黒神社は山形県の出羽神社を勧請した神社です。
 神社名も出羽神社の所在地である羽黒山に由来しています。

 工事の無事を祈る神社として出羽神社を招くことになったのは、当時の藩主が関係しています。
 出羽神社は藩主を務める水谷家代々の氏神でした。その縁で玉島の地に勧請されることになったのです。

お玉と羽黒神社


 羽黒神社には上記の由来と別にお玉という女性の伝説があります。

 干拓工事の際に最後の水門の基礎が流されてしまい、どうしても完成に漕ぎ着けられずにいました。
 その時に案として出たのが、人柱を立てる事です。
 人柱とは難工事などの際に、神への生贄として生きた人間を捧げる事です。

 それに志願したのがお玉という女性でした。
 お玉は水の神である竜神と結ばれるという覚悟で、当時の既婚女性がつけるお歯黒をして人柱となりました。

 その後、お玉を祀った神社が羽黒神社で、その名前はお歯黒に由来するとも伝えられています。
 お歯黒から羽黒神社…、なかなかトリッキーな由来ですが、皆様はどちらの説が有力に感じられるでしょうか。

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関連リンク


写真:拝殿
写真撮影:岡山の街角から

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